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India 3 インド・バングラデシュ滞在

ビザ取得

16/04/21くらい

ビザ(バングラデシュ)取得しました

土産物屋の店主が紹介したビザのスペシャリストはきちんとした身なりでビジネスマン風です

自分にまかせたら1日でビザが取れると言います

コルカタのバングラデシュ大使館はワイロで動くと言います

自分は知り合いがいるから1日でビザが取れるんだと説明します

そうでないと面接でいろいろ聞かれたりして、日数がかかるといいます

怪しげな話です、値段を聞くと4000ルピアで約6000円

バングラデシュのビザは日本人は無料のはずです

でも1日で取れるなら高くはありません

宿泊施設は一般旅行者は二泊くらいが限度だと聞いていましたから、

土日挟んでビザ取得が伸びるときに、ビザが取れるまでお願いしますと頼んだ手前、

早くビザを取って出て行くに越したことはありません

ワイロが必要だから前払いをと要求します

そして明日の何時にこの店に来てくれといいます

一日が魅力でOKしました

翌日約束の時間に店に行きました

手違いがあったからもう一日欲しいと言います

半分は予想してたけど

それでも怒りがたまり始めます

また翌日約束の時間に行きました

最近ワイロにうるさくなってビザが難しくなってると弁解します

そうかもしれませんが彼が時代遅れなだけです

あるいは彼はただの素人なんでしょう

ここで我慢の限界です

約束違反だから金を返してもらって自分でやるからと伝えます

すると一生懸命やっているのにと、まともに謝りもせず返金を渋ります

彼に殴りかかるポーズを見せたら、店の若者二人に止められて助かりました、

ただのはったりのポーズですから

若者二人にとって私はビールの種ですから、 味方です

出来もしない約束をしたんだから詐欺師と同じだと責めながら、

お金はどこの誰にワイロとして渡したのか聞くとまだ持っていて渡してもいません

申請の書類を見せろと言って彼が出した書類を見て驚きました

私が署名した様式以外にもまだ書類があるのかと思っていたのに、その一枚だけです

そして彼が書いたバングラデシュ現地宿泊予定先欄です

any good hotelと書いてあります

あきれました

彼は何にもしてなかったのです、少なくとも私からみると

もう店主も私の味方です

出来ない約束をしたおまえが悪いと同意見です

どう考えても店主もグルだとしか思えませんが、

紹介した自分に火の粉がかからなければいいと思ったんでしようか

お金とパスポートと書類を返してもらいました

そしてまだ弁解しようとしている詐欺師がどういうわけか少し可哀想になり

あす大使館に一緒に行ってくれるなら半分はあげるからと約束しました

何か力になってくれるかもしれません

次の日大使館に行く途中、まだ時間に余裕があるから自分の家に寄っていってくれと言い出します

一番きらいなパターンです、多分泣き落とし戦術です

案の定彼の家に行ったら、病気だという奥さんが具合悪そうに出てきました、

そしてお茶を出してくれました

彼は収入が少ないから息子の学校に支障が出てるといいます

そこにいた高校卒業控えた息子も私に挨拶させられました

彼が親しくなった日本の慈善家の写真を見せたりします

私にも同じようにして欲しいのでしょうか

やっぱり耐えられません

お茶を飲み干して奥さんにお礼を言い、

詐欺師をうながしてそこそこに彼の家から逃れました

そして彼のやり方を非難しました

昨日は警察に行くことも考えていたくらいだからもう変なことするのはやめてくれと

これから日本人旅行者をだますようなこともやめるように話しました

しかし彼は負けていません

警察に行っても何もしてくれないよと自信有りげです

コルカタの警察も民事不介入かなと思いました

自分は一生懸命やっているのに、

反対に私が冷たくて、我儘な人間だと言いだす始末です

しかし彼の人生は私の責任ではありません

お前は詐欺師だろうと言い返します

なんだか私が負け犬の遠吠えをしてる人間みたいな気分になります

大使館に着いたら、彼が手伝えたことと言ったら何にも有りませんでした

長い列に私を割り込ませようとしたことだけでした

断りましたが、情けない詐欺師です

長く待った」小さなパチンコの景品交換所みたいな窓口でパスポートと書類を提出しました

面接もなにもありません

明日何時にに取りに来いというメモをもらいました

詐欺師にはもう次は来なくてもよいからと約束の半額を渡しました

不服そうな顔をしてました

インド人恐るべしです

2016.4.22 

翌日の午後指定の時間に窓口に行ったら、名前を呼ばれてビザをもらうだけでした

人数が多い上に段取りが悪いため、呼ばれてビザをもらうまで40分くらいはかかりました すべてが終わった今になったと説明を受けました

いえいえ感謝です

ビザも取れてこれでやっとバングラデシュに行くバスチケットを買う事が出来ます

16/04/24くらい

コルカタからバングラデシュ ダッカへバス移動

ビザが取れましたから翌日はさっそくサダルストリートのごみごみしたところにある、

グリーンラインのバスカウンターにバングラデシュのダッカ行きバスの切符を買いに出かけました

バス出発は26日朝6時半です

土産物屋のボスに会いに行きました

バングラデシュのビザを見せて、バングラデシュのタカにとりあえず一万円両替してもらいました

またインドに帰ってくるからごまかしてもすぐわかるよとくぎをさしたうえで

若者が一人いただけでした

詐欺師によろしくとお願いして別れました

ベンガル ブデイスト アソシエーションの事務所にもビザが取れたから明日出ますと報告しに行きました

朝早いからチェックアウトも同時にお願いしました

450ルピアと思っていたのに実際は400ルピアで1泊600円くらいでした

爽快感がありました

延泊を認めてもらった上に安くしてもらったような気分でしたから

2016.4.26

いよいよ翌日の早朝、グリーンラインのバスが、

バングラデシュのダッカに向けてサダルストリートを出発します

インターナショナルバスです

名古屋空港を出発する時と同じ感覚です

しかしバスは渋滞の中をなかなか走れません

ダッカまでの所要時間は15時間です

町を抜けても大きな真っ直ぐ走れる道があまりありません

ただの田舎の一本道を走って行きます

リキシヤや歩行者やいろんな物が邪魔をする道を

ひっきりなしにクラクションを鳴らしながら走ります

これが外国に向けて走る道なのかと、インフラと言う、

日本でよく聞く言葉の大切さを身を持って理解しました

唯一インターナショナルバスかなと感じたことは、

自分が優先みたいにドライバーがクラクションを鳴らし続けることです

救急車みたいな優先権でもあるのかなと思うくらいです

バングラデシュとの国境に着きました

バスを降りてインドの出国手続き、バングラデシュの

入国手続き終えバスに乗ろうとする時に、

荷物はどうなってるんだろうと気付きました

ほかの乗客の列に付いて何となく

国境超えも終わりかなと言うときに、

荷物を持ってすべての手続きをするべきだった事に

気づいてバスに荷物を確かめに行くと

私の荷物だけインド側に残されていました

何にも考えないで道路をバングラデシュから

インドに引き返しました

係員が待っていました

きっとよくあることなんでしょう

係員と一緒に最初からインド側ゲート

などから通り直しです

でも荷物をチェックされることもなく、

係員の説明だけで出国、入国の順に

走り抜けるみたいに通りすぎました

出入国手続きを二回やった感じでした

当然係官にチップを要求されました

チップを気持ちよく渡したのは

人生でこの時が初めてです

そのほかバス移動で苦労したのは食事です

バススタッフの説明は全部現地語です

現地語のわからない外人は多分私一人だったからです

何時に食事休憩するのか、止まって降りる時に

英語でいちいち確認しないと

トイレ休憩なのか食事休憩なのかもわかりません

食事休憩も30分だけです

注文も言葉も通じずフイッシュ、ライスと言いながら

人の食べてるものを指したりして慌ただしく決めます

そしてバスは予定を大幅に遅れて

夜の11時過ぎにダッカに着きました

バスのついた所は大きな駐車場みたいなところで

乗客はそれぞれ散って行きます 

バスの駐車場のゲートも閉められます

真夜中に知らない土地のバス駐車場前の

薄暗い路上に一人です

宿泊予定先の電話番号は控えてあったのですが

外国で電話するのになれていません

途方に暮れていました

救いは一台のリキシヤが近づいて来たことでした

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Tadaaki Matsubara

Author:Tadaaki Matsubara
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